(有)イーエム総合ネット弘前では、最新鋭のりんご集出荷貯蔵施設「EMアップルメッセ」と、 大鰐町川辺にある「大鰐パッケージセンター」の2施設において、全国規模でEMりんごの集出荷を行っています。
「メッセ」とはドイツ語で「人の集まるところ」という意味で、多くの人々が集まり、多くのりんごが集まるようにと念じて命名されました。
EMアップルメッセでは、
・氷温冷蔵庫によるりんごの徹底した品質管理
・カラー・内部品質センサーによるりんごの緻密な分析
・大型選果機によるりんごの自動仕分け
など、様々な設備を利用して、確実で効率的な集出荷作業を行っています。
EMアップルメッセの冷蔵庫は、「氷温冷蔵庫」と呼ばれる方式を採用。冷蔵庫内の温度・湿度を制御盤の操作と、 氷温冷蔵庫独自の構造によって、制御しています。
これによって、冷蔵庫内の温度を-1.5度(氷温域)、湿度98%に維持することで、 貯蔵されているりんごの品質をより高めることが可能となりました。
氷温域とは、0度以下でも凍らない温度域のことで、これを利用して貯蔵や加工を行った食品を、氷温食品と呼びます。
氷温食品は、社団法人 氷温協会の厳密な審査により認定されます。
(有)イーエム総合ネット弘前では氷温貯蔵庫を保有し、氷温協会から「氷温(R)02006001」の認定を受けています。
氷温食品の認定を受けたりんごは、青森県内はもちろん、全国でもEMりんごだけです。
氷温冷蔵庫で貯蔵された氷温食品には、他の状態で貯蔵された食品に比べて次の3点で、明らかな効果があるとされています。
「鮮度保持」
氷温冷蔵庫において、りんごは温度-1.5度(貯蔵中の温度変動はほとんどなし)、湿度98%、庫内無風の状態で保管されるので、 一般の冷蔵庫と比べて鮮度が長期間保持されます。
「品質の向上」
生物の細胞は、0℃以下のストレスにさらされると、凍りつくのを防ごうとする自己防衛本能が働き、体内に不凍液を蓄えます。 この不凍液に含まれる遊離アミノ酸や糖によって、うまみ成分となる旬の味が形成されるのです。
「有害微生物の減少」
大腸菌やビブリオ菌などの有害な微生物が減少するため、衛生面では最高の環境で食品製造が可能となります。
りんごをカラーセンサーでとらえ、色の度合いと大きさおよびりんご上面の欠点を瞬時に判断し、等階級を決定します。
内部品質センサーは外観で判断できないりんご内部の欠点や糖度、蜜入り、熟度などを計測するため、 出荷品の果肉検査や限定販売品などの対応が可能となります。
EMアップルメッセ選果棟の面積の半分を占める選果機では、各所に配置された選果員が、 欠点の度合いに応じて数段階に区分し、あとはセンサーが自動で等階級を仕分けします。
センサーにより自動仕分けされたりんごを等階級ごとに箱詰めしていきます。
(有)イーエム総合ネット弘前で取り扱っているEMりんご、およびEM農産物の集出荷貯蔵施設です。
EMアップルメッセ | 大鰐パッケージセンター | |
所在地 |
青森県弘前市大字悪戸字中野251-2 (地図) |
青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字川辺5-58(地図) |
電話・FAX | tel:0172-38-6667 fax:0172-38-6160 | tel・fax:0172-47-6242 |
総敷地面積 | 8,407平方メートル | 1,390平方メートル |
延べ床面積 | 2,462平方メートル | 995平方メートル |
冷蔵庫 | 二重壁構造による庫内均温と0℃~-1.5℃の氷温による貯蔵冷蔵庫(氷温協会認定) | 普通冷蔵庫2室 |
冷蔵庫収容能力 | 720トン(36,000箱) | 480トン(24,000箱) |
選果機 | バケット式選果機(非破壊内部品質センサー、カラーカメラセンサー付き)×2条 | バケット式選果機(重量選果式)×1条 |
フォークリフト | 3段マスト式バッテリーフォークリフト 2.5トン×3台 | 3段マスト式バッテリーフォークリフト 2.5トン×1台 |
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